（42) WE CAN ALL DO MORE ABOUT GLOBAL WARMING - Step up Japan!

COP26-第26回気候変動枠組条約締約国会議 (2021 United Nations Climate Change Conference)が、去年の延期を経て、今年2021年10月31日から11月13日の日程で、スコットランドのグラスゴーで開催されました。現在世界で最も重大な問題であると言える地球温暖化対策に対するいくつかの提案が締結されましたが、と同時に非常にがっかりした結果も多くありました。

一番落胆が大きかったのは、世界が石炭火力発電の使用を中止する事で一致できなかった事です。主要国では2030年代(またはその後できるだけ早く)、その他の国では2040年代(またはその後できるだけ早く)に、石炭火力発電を段階的に廃止するという共同声明が発表され、世界46か国が合意しました。しかし、石炭の大量消費国であるアメリカや中国、インドに加え、日本もこの声明に合意しませんでした。

世界の石炭消費量の2.5%しか消費していない日本が合意しなかった事は、表面上は大きな問題ではないように見えます。しかしながら、悲しい事に日本はG7加盟国の中で唯一石炭燃料を製造し、石炭生成工場やその機器を輸出している国なのです。すなわち､日本も地球温暖化の一因である石炭機器を輸出し加担しているのです。日本ももう行動を起こす時ではないでしょうか。

良い側面としては、11月7日にThe Peoples Forests Partnership が発表された事です｡
The Peoples Forests Partnershipは、米国をはじめ英国、ノルウェー、ドイツ、オランダとその他17の篤志団体により創立され、2030年まで毎年約2兆円を集め､地球温暖化を緩和し生物の多様性を守るために必要不可欠である生物多様性熱帯林を保存するべく､先住民族や地域のコミュニティを手助けする目的で構成されました。
森林は空気や水を綺麗にし、生物に家を与え、我々の生活の大きな部分を支えています。森林を守る事はすなわち、地球温暖化阻止のための大きな鍵を握っているのです。何故ならば、森林破壊は排出される世界の温室効果ガスの15%もの原因になっているからです｡

下記に挙げた組織は、このThe Peoples Forests Partnershipの創立団体のうちの5つです。私が確認する限りこのどれもが非常に良いしっかりした活動をしており、地球を守り温暖化を防ぐために真剣に取り組んでいる組織ばかりです。私が特に気に入ったのは、Wildlife Worksがアフリカで行なっている活動で、Kasigau Wildlife Sanctuary in Kenyaです｡この組織に少しばかりの寄附をする事にしました｡

もし貴方もどれか気に入った活動があればぜひ協力してみてはいかがでしょう?

The Peoples Forests Partnershi
https://www.peoplesforestspartnership.org/join
Forest Trends - Pioneering Finance for Conservation - working worldwide, based in Washinngton, D.C.
https://www.forest-trends.org
RECOFTC (The Center for People & Forests) - Local People hold the key to Health Forests - working in the Asia-Pacific region, based in Thailand
https://www.recoftc.org
Greencollar - Valuing the Environment - working in & based in Australia
https://greencollar.com.au
Everland - Save the Earth, one forest at a time - projects in Peru, Cambodia, D.R. Congo, Kenya, & Indonesia, based in New York
https://www.everlandmarketing.com
Wildlife Works - Protecting Forests, Protecting Wildlife, in Partnership with Community - projects in D.R. Congo, Kenya, & Cambodia, based in California
https://www.wildlifeworks.com