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職員の声
図 書附属図書館総務課学術情報基盤係
影山 啓太
(2012年4月採用)
現在、担当している仕事について教えてください。
附属図書館で扱っている各種システムの管理を主に担当しています。システムについては大きく分けて、職員が業務で使用しているシステムと、利用者に提供しているシステムがあり、それらの管理調整を行っています。具体的には、システムに関する各種申請の処理や機器のエラー対応から、業者との連絡調整やシステムリプレースに係る対応など、内容は多岐にわたります。このほか、本学の学術成果を発信するデータベース「機関リポジトリ」や、東日本大震災に関する資料データベースの登録管理も行っています。また、選書業務や講習会の講師を担当することもあります。
本学職員を志望した決め手は何でしたか?
私自身、「図書館」というものにかねてから関心があり、大学でも専攻として学ぶうちに、大学図書館の意義や価値を改めて感じるようになりました。そして、地元である仙台並びに東北の学術研究の中枢機関でもある本学で、学術情報基盤を支える役割に貢献したいという思いから志望しました。
この仕事で「一番嬉しかったこと」「この仕事に就いて良かった」と思ったことはどんなことですか?
現在の担当業務は裏方の要素が強いので、直接的に声を頂戴する機会は少ないのですが、図書館の資源や情報設備を利用者に活用いただくことで、学習研究に貢献できているのだと実感します。また、同僚や他部署からシステムに関する種々の相談を受けることがよくありますが、こちらからの提案で「解決しました、助かりました」と感謝の声をいただくと、日々の業務を支えることができていると実感します。
仕事のやりがいについて教えてください。
大学における「知の基盤」としての重要な役割を担える点です。本学では数多くの研究が行われていますが、文献などの学術情報を提供する立場として、時としてワールドクラスの研究の一助となれる点に大きなやりがいを感じます。また、歴史ある大学として貴重な資料も数多く所蔵しており、定期的に展示イベントを実施し地域社会における文化振興にも寄与しています。学内外の研修や出張の機会も多く、他機関の職員との交流機会にも恵まれています。私自身未熟ながらも日々研鑚し業務にあたっています。
現在、就職活動をしている学生にアドバイスをお願いします。
周囲の状況に焦燥感を覚えることもあるかもしれませんが、結局のところ自分が培ってきた以上のものは出せません。就職活動を「自分自身を見つめ直す良い機会」だと捉えると、自分にとって良い職種や職場に出会えるものではないかと思います。また、様々な機会や視野を得るためにも、情報は積極的に集めにいきましょう。辛くなったら、信頼できる友人・家族・先生などに遠慮なく愚痴ったり相談してください。