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「新型コロナウイルス(COVID-19)対策支援金」活用報告
東北大学基金では、中国湖北省武漢市で確認された新型コロナウイルス(COVID-19)による肺炎の拡大を受け、本学と学術交流協定を締結している武漢市に所在する大学や今後、中国から本学へ受け入れる留学生に対する生活支援のための支援金(ご寄附)のご寄附を募り、ご賛同いただきました皆さまより多くのご支援を賜りました。誠にありがとうございました。
新型コロナウイルス感染症は世界中に広がり、海外から留学する学生への影響は非常に大きく、本学で受け入れている留学生の半数以上は中国からの留学生です。
本国へ一時帰国中であった留学生や、この4月に本学へ入学予定であった留学生の多くは、日本の水際対策強化により渡日が困難な状況でしたが、徐々に入国制限が緩和され、感染症対策を講じたうえで来日することになります。
そこで、当該支援金を、外国人留学生が入国後の健康観察等に必要となる電子体温計31個、非接触温度計8個の購入に活用いたしました。
これら体温計・温度計は、日々の健康観察を行うために外国人留学生に貸出を行うほか、学生寮入居手続時や留学生向けのイベント実施時の感染防止対策に使用されます。
東北大学では基金も活用しながら、学生一人ひとりが安全安心に学業に専念できるよう今後も様々な形でサポートして参ります。引き続きのご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。