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東北大学附属図書館「漱石文庫」 |
夏目漱石データベース公開 ―漱石の自筆資料がインターネットで見られます― 東北大学附属図書館では、本学が所蔵する夏目漱石の旧蔵書や、漱石自身が書いた自筆資料の目録と、自筆資料の画像(約3,500画像)をインターネットで公開しています。 「漱石文庫」は本学が所蔵する貴重なコレクションのなかでも最も著名であり、文豪夏目漱石の旧蔵書約3,000冊と日記・ノートの自筆資料など約700点からなっています。 漱石の資料が本学に譲渡されることになったのは、当時の東北帝国大学附属図書館長で漱石の愛弟子でもあった小宮豊隆の尽力によるといわれています。資料の搬入は、昭和18年から始まり19年3月に完了しました。漱石山房のあった早稲田南町は昭和20年3月10日の大空襲で焼けてしまい、この漱石研究の貴重資料群は本学に移されたことで焼失を免れました。 「漱石文庫」は全体として貴重図書扱いとなっているため一般公開は行っておりませんが、本学所蔵の漱石自筆資料は、当館ホームページからすべてご覧いただくことができます。 なお、漱石文庫はすべてマイクロ・フィルム化されており、附属図書館本館および仙台文学館で利用できるようになっています。 |
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