○東北大学薬学部履修内規

平成17年12月27日

制定

東北大学薬学部履修内規

(趣旨)

第1条 東北大学薬学部(以下「本学部」という。)における授業科目、単位数、履修方法、試験及び成績については、東北大学薬学部規程(平成5年規第118号。以下「規程」という。)に定めるところのほか、この内規による。

(授業科目、単位数及び履修方法)

第2条 規程第8条第2項の規定による全学教育科目の履修方法は、別表第1による。

第3条 規程第9条第3項の規定による専門教育科目の授業科目、単位数及び履修方法は、創薬科学科にあっては別表第2に、薬学科にあっては別表第3による。

2 本学部の長は、前項に定めるもののほか、薬学部教授会の議を経て、臨時の授業科目を開設することができる。

(定期試験、追試験及び再試験)

第4条 規程第11条第2項の規定による試験は、定期試験、追試験及び再試験とする。

第5条 定期試験は、各学期の終わりに行う。ただし、担当教員が必要と認めたときは随時行うことがある。

第6条 やむを得ない理由により、試験を受けることのできなかった者は、追試験を受けることができる。

2 追試験を受けようとする者は、所定の期日までに、願書に次の各号に掲げる書類を添えて、学部長に願い出てその許可を受けなければならない。

 病気による者は、医師の診断書

 事故による者は、事故の証明書

 2親等以内の者にかかる忌引は、本人の申請書

3 前項のほか学部長がやむを得ないと認めた場合は、追試験を行うことがある。

第7条 定期試験に合格しなかった者については、再試験を行うことがある。

2 定期試験を受験しなかった者は再試験を受験することができない。

第8条 定期試験の追試験に合格しなかった者については、前条の規定の準用により、再試験を行うことがある。

(成績区分)

第9条 専門教育科目の定期試験及び追試験に、レポート等の成績を加味した総合評価を100点とし、60点以上取得した場合を合格とする。

2 100点満点配当とする評価を、段階的評価に読み替える場合、次の区分による。ただし、授業科目によっては、合格、不合格とすることがある。

90点~100点 AA 成績が特に優秀であるもの

80点~89点 A 成績が優秀であるもの

70点~79点 B 成績が良好であるもの

60点~69点 C 成績が可であるもの

59点以下 D 成績が不可であるもの

3 前項による成績の評価がAA、A、B、Cであるものを合格とし、Dであるものを不合格とする。

第10条 専門教育科目の再試験に合格した者の成績の評価はCとする。

1 この内規は、平成18年1月1日から施行する。

2 平成16年3月31日に現に在学していた者で平成16年4月1日以後引き続き在学するもの(以下「在学者」という。)並びに平成16年4月1日以後に在学者の属する年次に再入学、転学部、転入学及び編入学した者の授業科目及び単位数については、この内規の規定にかかわらず、この内規施行の日の前日において改正前の規程により適用されていた授業科目及び単位数とする。

(平成18年2月15日改正)

1 この内規は、平成18年4月1日から施行する。

2 東北大学薬学部規程細則(昭和56年12月23日制定)は、廃止する。

3 平成18年3月31日に在学するものでこの内規の施行日以後引き続き在学するもの(以下「在学者」という。)並びに平成18年4月1日以後に在学者の属する年次に再入学、転学部、転入学及び編入学する者の授業科目、単位数及び履修方法については、改正後の東北大学薬学部履修内規の規定にかかわらず、なお従前の例による。

(平成18年3月3日改正)

1 この内規は、平成18年4月1日から施行する。

2 平成18年3月31日に現に在学するものでこの内規の施行日以後引き続き在学するもの(以下「在学者」という。)並びに平成18年4月1日以後に在学者の属する年次に再入学、転学部、転入学及び編入学する者の授業科目、単位数、履修方法及び成績区分については、改正後の第2条、第3条及び第9条の規定にかかわらず、なお従前の例による。

(平成21年2月18日改正)

1 この内規は、平成21年4月1日から施行する。

2 平成21年度以前に入学した者の授業科目及び単位数については、改正後の別表第1、別表第2及び別表第3の規定にかかわらず、なお、従前の例による。

(平成22年1月20日改正)

1 この内規は、平成22年4月1日から施行する。

2 平成21年度以前に入学した者の授業科目、単位数及び履修方法については、改正後の別表第1、別表第2及び別表第3の規定にかかわらず、なお、従前の例による。

(平成25年1月16日改正)

1 この内規は、平成25年4月1日から施行する。

2 改正後の別表第1の共通科目外国語初修語展開中国語Ⅲ及び展開中国語Ⅳの項の規定は、平成23年度の入学者(入学者の属する年次に再入学、転入学及び編入学する者を含む。以下同じ)から、改正後の同表共通科目外国語英語Practical English Skills 1及びPractical English Skills 2 の項の規定は、平成24年度の入学者から適用する。

(平成25年3月21日改正)

1 この内規は、平成25年4月1日から施行する。

2 改正後の別表第1の共通科目外国語初修語展開中国語Ⅲ及び展開中国語Ⅳの項の規定は、平成23年度の入学者(入学者の属する年次に再入学、転入学及び編入学する者を含む。以下同じ)から、改正後の同表共通科目外国語英語Practical English Skills 1及びPractical English Skills 2 の項の規定は、平成24年度の入学者から適用する。

(平成26年3月19日改正)

1 この内規は、平成26年4月1日から施行する。

2 平成25年度以前に入学した者の授業科目及び単位数については、改正後の別表第2、別表第3の規定にかかわらず、なお、従前の例による。

(平成27年1月21日改正)

1 この内規は、平成27年4月1日から施行する。

2 平成26年度以前に入学した者の授業科目及び単位数については、改正後の別表第2及び別表第3の規定にかかわらず、なお従前の例による。

別表第1[全学教育科目]

授業科目

単位数

履修方法

基幹科目

人間論

思想と倫理の世界

2

左記の中から2単位以上修得すること。

全学教育科目の履修方法

43単位以上

①基幹科目類 6単位以上

人間論群から2単位以上

社会論群から2単位以上

自然論群から2単位以上

②展開科目類 18単位以上

人文科学群から2単位以上

社会科学群から2単位以上

自然科学群

数学群から2単位以上

物理学群から2単位以上

化学群から4単位以上

生物学群から4単位以上

「自然科学総合実験」2単位

③共通科目類 15単位以上

「基礎ゼミ」2単位

外国語群

英語から6単位

初修語から4単位以上

保健体育群から3単位以上

④展開科目類自然科学群、

総合科学群及び共通科目類

情報科目群から4単位以上

第3年次第2学期以降に開設される授業科目を履修するためには、この履修方法により43単位以上を修得しなければならない。

文学の世界

2

言語表現の世界

2

芸術の世界

2

人間と文化

2

社会論

歴史と人間社会

2

左記の中から2単位以上修得すること。

経済と社会

2

法・政治と社会

2

社会の構造

2

ジェンダーと人間社会

2

自然論

自然界の構造

2

左記の中から2単位以上修得すること。

科学技術とエネルギー

2

生命と自然

2

自然と環境

2

科学と情報

2

展開科目

人文科学

論理学

2

左記の中から2単位以上修得すること。

哲学・倫理学

2

文学

2

宗教学

2

教育学

2

歴史学

2

言語学

2

社会科学

社会学

2

左記の中から2単位以上修得すること。

心理学

2

法学

2

日本国憲法

2

政治学

2

経済学

2

文化人類学

2

人文地理学

2

自然科学

数学

数学概論A

2

左記の中から2単位以上修得すること。

ただし、「数学概論A、B、C」は除く。

数学概論B

2

数学概論C

2

解析学概要

2

解析学A

2

解析学B

2

解析学C

2

解析学D

2

線形代数学概要

2

線形代数学A

2

線形代数学B

2

数理統計学

2

物理学

物理学概論

2

左記の中から2単位以上修得すること。

ただし、「物理学概論」は除く。

物理学A

2

物理学B

2

物理学C

2

物理学D

2

化学

化学概論

2

左記の中から4単位以上修得すること。

ただし、「化学概論」は除く。

化学A

2

化学B

2

化学C

2

生物学

生命科学概論

2

左記の中から4単位以上修得すること。

ただし、「生命科学概論」は除く。

生命科学A

2

生命科学B

2

生命科学C

2

宇宙地球科学

地球環境科学概論

2


天文学概論

2

地球システム科学

2

地球物質科学

2

自然地理学

2

天文学

2

地球惑星物理学

2

理科実験

自然科学総合実験

2

必修

総合科学

総合科目


2


カレントトピックス科目


2

現代学問論

現代学問論

2

共通科目

転換・少人数科目

基礎ゼミ

2

必修

外国語

英語

英語A1

1

必修

「英語C1」「Practical English Skills 1」のいずれか1科目及び「英語C2」「Practical English Skills 2」のいずれか1科目から計2単位を修得すること。

なお、組合せは以下のとおりである。

①「英語C1」と「英語C2」

②「英語C1」と「PE2」

③「英語C2」と「PE1」

④「PE1」と「PE2」

* 「PE」は「Practical English Skills」を指す。

英語A2

1

必修

英語B1

1

必修

英語B2

1

必修

英語C1

1

※選択必修

英語C2

1

※選択必修

Practical English Skills 1

1

※選択必修

Practical English Skills 2

1

※選択必修

初修語

基礎ドイツ語Ⅰ

2

同一初修語の基礎Ⅰ、Ⅱから4単位以上修得すること。


基礎ドイツ語Ⅱ

2

展開ドイツ語Ⅰ

2

展開ドイツ語Ⅱ

2

基礎フランス語Ⅰ

2

基礎フランス語Ⅱ

2

展開フランス語Ⅰ

2

展開フランス語Ⅱ

2

展開フランス語Ⅲ

2

展開フランス語Ⅳ

2

基礎ロシア語Ⅰ

2

基礎ロシア語Ⅱ

2

展開ロシア語Ⅰ

2

展開ロシア語Ⅱ

2

展開ロシア語Ⅲ

2

展開ロシア語Ⅳ

2

基礎スペイン語Ⅰ

2

基礎スペイン語Ⅱ

2

展開スペイン語Ⅰ

2

展開スペイン語Ⅱ

2

基礎中国語Ⅰ

2

基礎中国語Ⅱ

2

展開中国語Ⅰ

2

展開中国語Ⅱ

2

展開中国語Ⅲ

2

展開中国語Ⅳ

2

基礎朝鮮語Ⅰ

2

基礎朝鮮語Ⅱ

2

展開朝鮮語Ⅰ

2

展開朝鮮語Ⅱ

2

展開朝鮮語Ⅲ

2

展開朝鮮語Ⅳ

2

諸外国語

ギリシャ語Ⅰ

2

ギリシャ語Ⅱ

2

サンスクリット語Ⅰ

2

サンスクリット語Ⅱ

2

ラテン語Ⅰ

2

ラテン語Ⅱ

2

モンゴル語Ⅰ

2

モンゴル語Ⅱ

2

イタリア語Ⅰ

2

イタリア語Ⅱ

2

チェコ語Ⅰ

2

チェコ語Ⅱ

2

情報科目

情報基礎A

2

情報基礎B

2

保健体育

スポーツA

1

必修

スポーツB

1


体と健康

2

必修

留学生対象科目

日本語A

1

外国語(初修語)の科目として4単位まで認める。

日本語B

1

日本語C

1

日本語D

1

日本語E

1

日本語F

1

日本語G

1

日本語H

1

日本語I

1

日本語J

1

別表第2[創薬科学科]

区分

授業科目

毎週授業時間数

単位数

履修方法

備考

基幹教育科目







第3年次第2学期以降に開設される授業科目を履修するためには、左記の履修方法により66単位以上を修得しなければならない。

薬学概論1

2

2

必修



左記を含む66単位以上を修得すること

薬学概論2

2

1

必修







有機化学1

2

2



13単位以上を修得すること。

有機化学2

2

2

有機化学3

2

2

有機化学4

2

2

有機化学5

2

2


生薬学1

2

2

生薬学2

2

2

医薬品化学1

2

1

有機反応化学

2

2












分析化学1

2

2



12単位以上を修得すること。

分析化学2

2

2

分析化学3

2

2

物理化学1

2

2

物理化学2

2

2


物理化学3

2

2

放射化学

2

2

構造化学

2

2













機能形態学1

2

2



10単位以上を修得すること。

機能形態学2

2

2

生化学1

2

2

生化学2

2

2


生化学3

2

2

生化学4

2

2

分子生物学

2

2












薬理学1

2

2



12単位以上を修得すること。

薬理学2

2

2

薬理学3

2

2

薬理学4

2

2

衛生化学1

2

2


薬剤学1

2

2

薬剤学2

2

2

環境衛生学

2

2






構造薬学実習


2

必修

創薬化学実習1


2

必修

創薬化学実習2


1

必修

生命薬学実習


3

必修

医療薬学実習


2

必修







展開教育科目








天然物化学

2

2



8単位以上を修得すること

有機合成化学

2

2

医薬品化学2

2

1

薬品構造解析学

2

2

臨床医学概論

2

2


新薬開発論

2

2

画像診断薬物学

2

1

薬事関係法規1

2

1






専門薬科学実習


6

必修

研究者教育科目

課題研究


20

必修


別表第3[薬学科]

区分

授業科目

毎週授業時間数

単位数

履修方法

備考

基幹教育科目







第3年次第2学期以降に開設される授業科目を履修するためには、左記の履修方法により66単位以上を修得しなければならない。

薬学概論1

2

2

必修



左記を含む66単位以上を修得すること

薬学概論2

2

1

必修







有機化学1

2

2



13単位以上を修得すること。

有機化学2

2

2

有機化学3

2

2

有機化学4

2

2

有機化学5

2

2


生薬学1

2

2

生薬学2

2

2

医薬品化学1

2

1

有機反応化学

2

2












分析化学1

2

2



12単位以上を修得すること。

分析化学2

2

2

分析化学3

2

2

物理化学1

2

2

物理化学2

2

2


物理化学3

2

2

放射化学

2

2

構造化学

2

2













機能形態学1

2

2



10単位以上を修得すること。

機能形態学2

2

2

生化学1

2

2

生化学2

2

2


生化学3

2

2

生化学4

2

2

分子生物学

2

2












薬理学1

2

2



12単位以上を修得すること。

薬理学2

2

2

薬理学3

2

2

薬理学4

2

2

薬物代謝学

2

2


薬剤学1

2

2

薬剤学2

2

2

環境衛生学

2

2






構造薬学実習


2

必修

創薬化学実習1


2

必修

創薬化学実習2


1

必修

生命薬学実習


3

必修

医療薬学実習


2

必修







発展教育科目







実務教育科目を履修するためには、左記の履修方法により45単位以上を修得しなければならない

衛生化学2

2

2

必修



必修を含む27単位以上を修得すること。

医薬統計学

2

1

必修

免疫学

2

2


食品衛生学

2

2

必修

疾病学総論

2

2


臨床調剤学

2

2

必修

薬物療法学1

2

2

必修

薬物療法学2

2

2

必修

薬物療法学3

2

2

必修

感染症学

2

2


病理学

2

2


遺伝分子生物学

2

1

必修

生体有機物質化学

2

2

必修


医療情報学

2

2

必修

漢方治療学

2

2


臨床薬理学

2

2


臨床検査学

2

2

必修

臨床薬剤学

2

2

必修

処方箋解析学

2

2


薬事関係法規1

2

1

必修

薬事関係法規2

2

1

必修

セルフメディケーション学

2

1


臨床コミュニケーション学

2

1

必修

薬学英語

2

1

必修







専門薬学実習1


6

必修


専門薬学実習2


12

必修

実務教育科目

医療薬学演習1


2

必修


医療薬学演習2


1

必修

医療薬学基礎実習


4

必修

医療薬学病院実習


10

必修

医療薬学薬局実習


10

必修

研究者教育科目

総合薬学演習


2

必修


課題研究


20

必修

東北大学薬学部履修内規

平成17年12月27日 制定

(平成27年4月1日施行)

体系情報
規程集/第3編 教育及び学生支援/第1章
沿革情報
平成17年12月27日 制定
平成18年2月15日 種別なし
平成18年3月3日 種別なし
平成21年2月18日 種別なし
平成22年1月20日 種別なし
平成25年1月16日 種別なし
平成25年3月21日 種別なし
平成26年3月19日 種別なし
平成27年1月21日 種別なし