2009年4月14日、インドネシア大学と本学との大学間学術交流協定に更新調印式が行われました。この大学は当国最高水準で本学に留学経験を持つ研究者などが多数在籍。国際文化・文学・医学分野などを中心に本協定も6年目になります。一方、3月30日には、台湾の国立中興大学と学術交流協定を調印。バイオテクノロジー分野に秀でた同大学との国際的研究へ期待が膨らみます。今後、両大学との間では学生の交流や若手育成も推進されます。
2009年4月14日、(独)理化学研究所と本学との連携協力協定が締結し、同研究所の平成18年~24年度「次世代スーパーコンピューター」プロジェクトと、本学のベクトルコンピューティングなどの計算科学分野が連携しました。計算機科学と計算科学との融合により、世界最高峰の計算能力を目指した開発を行い、広範な学術領域を開拓します。調印式には、文部科学省研究振興局の舟橋情報課長らが集い、イノベーション創出への期待もかかります。
アメリカ・スタンフォード大学の「集積化システム研究センター(CIS)」は、70名以上の教授と准教授を有し、ナノテクノロジーやコンピュータサイエンスなどの分野における米国のキーセンターの一つ。2009年4月3日、同センターと本学の「学際科学国際高等研究センター(CIR)」の間に、部局間協定が結ばれました。これは、同センター長を努める西義雄教授と、本学の遠藤哲郎教授との長年の共同研究が発展したものです。
2009年4月14日、中国の国家重点大学の一つである清華大学にて、本学共同による「日本研究センター」の設立大会を開催。日本の社会や国際関係、文化教育、近代化プロセスなどの研究および日中関係の発展、政策的な研究成果の提供にむけて活動します。また、5月20日には、韓国の国立釜慶大学校の朴総長などを本学に招いて、「東北大学・釜慶大学校共同研究センター」開所式が行われました。材料科学分野の共同研究に若手人材育成に躍進します。
フランスにあるリヨン市地域の主要20大学による地域大学コンソーシアム、リヨン大学:University of Lyon。本学は、このうちの4校間で大学間学術交流協定を結んでいます。6月、リヨン大学学長などが本学に来訪。本学の研究施設などを視察し、交流や協力の在り方を意見交換しました。なお、6月2日には、理工学部の学部学生等に、「東北大学&フランス国立応用科学院リヨン校(INSA-Lyon)ダブルディグリー・プログラム説明会」を開催しています。
高校1~2年生を対象とした(独)科学技術振興機構(JSPS)からの委託事業である本学初の試み「科学者の卵」養成講座がスタートしました。全国から418名の受講申込者があり、100名を厳正に選抜。6月13日に開講式と第1回講座が行われ、生命科学研究科の渡辺正夫教授と、理学研究科の久利美和助教が、第一線の研究成果を講義しました。本講座は、発展コースとして各研究室からの特別講座も開催。この企画は、3年間に渡って実施されます。
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