東北大学病院の新病棟が、新たな医療・診療体制の構築、患者さんに優しい病院環境、教育スペースの充実などの基本方針の下、1997年から2006年にかけて、西病棟、次いで東病棟と2期にわたる大規模な建設工事を経て星陵地区に完成しました。 新病棟は地下2階〜地上18階、高さ約80mの構造で、上階からは仙台市内をはじめ、海や山々など四季折々の風景が大パノラマで体感できます。病室は基本的に四床で構成されており、従来(六床)よりもゆとりを持って快適に療養することができ、各病室にトイレ、各フロアに食堂・面談室・談話室が設けられています。また、最大1308人の入院が可能であり、国立大学病院の単体病棟としては国内最大級の規模となります。さらに、敷地を最大限に有効活用できるようさまざまな工夫をこらしており、その中でも、屋上「ヘリポート」は、災害時対応のみならず、移植臓器や緊急患者搬送など、広範な地域での高度医療に大いに寄与できる設備です。 このような施設を擁する東北大学病院では、これからも多用なニーズにお応えできるよう、関係諸機関や地域の皆様との連携を強化しつつ、信頼され安らぎを与えられる病院をめざしていきたいと思います。 |
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東北大学病院 総務課総務企画係 |
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