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この『まなびの杜』は、インターネットでもご覧になれます。
アドレス
http://www.bureau.tohoku.ac.jp/manabi/
※バックナンバーもご覧になれます。
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『まなびの杜』をご希望の方は各キャンパス(片平、川内、青葉山、星陵、雨宮)の守衛室、附属図書館、総合学術博物館、理学研究科附属植物園、病院(医病・歯病)の待合室などで手に入れることができますので、ご利用ください。 |
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無断転載を禁じます。 |
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『まなびの杜』は3月、6月、9月、12月各月月末に発行する予定です。 |
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『まなびの杜』編集委員会委員(五十音順)
伊藤 弘昌 榎本 武美 大隅 典子 岡野章一
梶谷 剛 行場 次朗 齋藤 忠夫
佐藤 秀夫 田邊 いづみ 仁田 新一
東北大学総務部広報課
田島 正幸 目黒 尚美 |
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『まなびの杜』に対するご意見等は、手紙、ファクシミリ、電子メールでお寄せください。
〒980-8577宮城県仙台市青葉区片平2-1-1
東北大学総務部広報課
TEL022-217-4817 FAX 022-217-4818
Eメール manabi@bureau.tohoku.ac.jp |
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この用紙は、再生紙を使用しています。 |
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最近、片平キャンパスの由緒ある建造物を訪ねる機会が何度かありました。いずれの建物も外見は昔のたたずまいですが、内部は近代的に改装され快適に使われているようです。しかし、つい2、30年前までは片平や星陵にあった多くの煉瓦建築や石造建築はあらかたなくなってしまいました。地震の多い日本では仕方のないことなのかもしれませんが、西欧の伝統ある大学の建造物をみるとき歴史の浅い日本の大学とくらべてなにかしら学問に対する畏敬の念を覚えます。学問に打ち込むにはそれに適した環境や雰囲気が必要なのではないでしょうか。それには先人がその中で努力していた容れ物も眼に見える形あるものとしてあったほうがいいと思います。幸い東北大学でも片平キャンパスの歴史的建造物は保存する方向で検討が進むようです。将来、中身も容れ物も東北大学はよいものを築いてきたといわれるように努力したいと思います。この『まなびの杜』もまだ歴史は浅いですが、継続発展することで東北大学の伝統のひとつになれればよいと思います。
『まなびの杜』編集委員会委員 岡野 章一
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