一　放射線取扱主任者又はエックス線取扱主任者(以下「主任者」と総称する。)の指示に従い、人体に受ける線量をできるだけ少なくするように作業すること。

二　経験の少ない者は、単独で作業しないこと。

三　エックス線装置室内は、常に整理整頓し、器具、薬品等の持込みを必要最小限にとどめること。

四　エックス線装置室内の機器、物品等の転倒及び落下を防止するための措置について随時点検し、その適正を期すること。

五　エックス線装置室で作業する者は、個人線量計を携帯すること。ただし、個人線量計による測定が著しく困難な場合には、計算により評価すること。

六　エックス線装置室には、主任者の許可なく、作業に関係のない者を立ち入らせないこと。

七　使用中は、エックス線装置室の出入口に使用中である旨を表示すること。

八　主任者は、エックス線装置室内の1センチメートル線量当量を6月を超えない期間ごとに測定し、その状況を掲示すること。

一　強い地震が発生した場合、エックス線装置室に火災が発生した場合又はエックス線の異常漏えいが発生した場合には、直ちにエックス線装置の電源を切ること。

二　エックス線装置室に火災が発生し、又はエックス線装置室に延焼するおそれがある場合には、消火又は延焼の防止に努めること。

三　放射線障害を受けた者又は受けたおそれのある者がいる場合には、速やかに救出し、避難させる等緊急の措置を講ずること。