東北大学基金では7月23日(火)、百周年記念会館川内萩ホールにて功績賞以上を受賞された寄附者の皆さまをお招きし、東北大学基金感謝のつどいを開催しました。今回は約90名の方にご参加頂きました。
はじめに功労賞贈呈式が行われ、出席いただいた6名の皆さまに大野総長より賞状と記念プレートが贈呈されました。 引き続き、東北大学基金運営委員長である原理事より、東北大学基金の活動や収支についての報告が行われました。 続いて、東北大学基金課外活動奨励賞を受賞された学友会漕艇部の手島康汰さん(経済学部4年)と、 東北大学基金グローバル萩海外留学奨励賞を受賞された切替日奈子さん(医学部4年)からそれぞれ漕艇部の活動と留学体験についての発表があり、 ご支援に対する感謝の言葉が述べられました。その後、本学の教育研究の取組みとして、附属図書館副館長・文学研究科教授の柳原敏昭先生より 「東北大学附属図書館の至宝」と題して講演が行われ、狩野文庫、漱石文庫等のコレクション説明に加えて、森鴎外の弟である森潤三郎氏旧蔵の 米原文書の紹介があり、鴎外と東北大の関わりについてのお話がありました。
式典の後には寄附者の皆さまと学生、総長をはじめとした本学関係者が歓談し、最後に東北大学学友会応援団による演舞・エールが行われ、盛会のうちに会が閉じられました。
なお、午前中にはオプショナルツアーとして、東北大学附属図書館が誇る国宝や狩野文庫などからの貴重な資料の数々をご紹介する見学会を実施しました。普段は滅多に外に出されることのない本学の至宝の数々をご覧頂く良い機会となりました。
東北大学基金では社会の皆さまからのご期待・ご厚意を東北大学の人材育成、教育研究活動へと活かす活動を行っています。これからも社会と東北大学とをつなぐ窓口の一つとして、本学と社会全体の更なる発展のために活動を続けてまいります。
今回、感謝のつどいで見学会などを行った附属図書館では、貴重な資料の保存・修復や、利便性を向上させるデジタルコレクション構築などのために「図書館のみらい基金」を立ち上げご寄附を募っています。ご支援よろしくお願いします。詳しくはこちらをご覧ください。