2018年3月28日(水)、東北大学青葉山新キャンパスにて、本学卒業生である株式会社キーペックス代表取締役会長齊藤宏様よりご寄贈いただいた桜の苗木の植樹式が行われました。ご寄贈いただいた桜は、「神代曙」「舞姫」という品種であわせて159本。このうち142本を、里見進前総長と、学生・留学生代表ら約120人の手で、新キャンパス一帯に1本1本植えていきました。
寄贈者の齊藤様は1960年のローマオリンピックに本学の漕艇部が日本代表として参加した際のメンバーのお一人。メンバーのほとんどが大学に入ってから始めたチームで、"一艘一心"となるべく心技体を鍛え、1年余りが経つ頃には日本のオリンピック代表チームとなるまでに部活動に打ち込めたのは、先輩方の支えがあったからこそだった。その恩返しを自分も後輩たちにしたい。そのような思いで、学生たちを励ますような桜並木を、と多数の桜をご寄贈いただきました。
本学の学生、教職員はもちろんのこと、市民の憩いの場ともなるような桜の名所が誕生する、記念すべき日となりました 。