アカペラコーラス部

演奏会を中心に1年を通して様々な活動を行っております

2019年大学祭の様子

「感謝の言葉」

私たち学友会アカペラコーラス部は、毎年夏と冬に開催される演奏会を中心に1年を通して様々な活動を行っております。部員は各々4~7名で構成されるバンドを結成し、全国各地で行われる大会に出場したり、仙台のアカペライベントに参加し地域の皆様に楽しんでいただけるような活動を行ったりしています。

今年度は第15回定期演奏会を7月に開催し、多くの方々にご来場頂きました。この演奏会では劇やミュージカルの要素を取り入れて演奏するという新たな演出方法に挑戦し、会場のお客様により感動して頂けるような演奏会を目指しました。また12月21日には第5回Winter Liveの開催を予定しており、さらに充実した演奏会にするため部員一同発表や演出の練習に励んでおります。

東北大学の外部で行う活動としましては、第8回A cappella Spiritsというアカペラの全国大会への参加や、伊達の街アカペラストリートという地域のイベントへの参加の他に、仙台市大沢小学校におけるアカペラ指導を通した子供たちとの交流などといった活動も積極的に行っております。さらに、私たちの部において結成されたバンドは札幌、金沢、山梨など全国各地に遠征し、各地域のアカペライベントで演奏するなど、より多くの皆様にアカペラの楽しさを知っていただけるようにその活動範囲を拡大しています。

部活内部での行事も充実しており、9月に花山少年自然の家で行われた合宿には多くの部員が参加し、アカペラの技術を互いに高めあいながら親睦を深めていました。また先日の東北大学祭では3日間を通して演奏を行い、大学祭にお越し頂いた多くの皆様に様々な種類の演奏を届けることができました。

このような多様な活動を行うアカペラコーラス部がさらに発展し、多くの方々により良い演奏を届けるためにはマイクやスピーカーなどの演奏機材が不可欠です。私たちの部は主要な演奏会や部内の行事、遠征などで演奏する際、部で所有する機材を運搬し使用しています。しかし、その機材を長期間使用する中で徐々に音の出方やマイクの機能の質が低下するという状況が発生しました。私たちは、今回頂いた奨励金をこれらの機材の新調や音の出方が悪い機材の不調を解決するために使用させて頂く予定です。アカペラは人の声のみで作り上げる音楽ですので、マイクなどの機材の質が向上することによって部員の演奏をより綺麗な状態で聞いてくださる方に届けることができます。

私たちの部は、今回課外活動奨励賞を頂けたことに深く感謝し、奨励金を演奏の質の向上のために適切に使用することで、これからもアカペラの演奏を通して私たちと同じくアカペラを楽しむ方々や私たちの演奏を聴いてくださる方々とより交流を深めていくことができるように日々精進して参ります。

(令和元年11月 法学部 黄金崎 里歩)