寄せられた意見・要望と回答

投稿日時:2025/07/03 11:33

如春寮で、冷房/暖房が事実上使用できない件

【理学部 4年】

東北大学女子学生寮の如春寮の各居室において、冷暖房が使用出来ないそうです。(在寮の知人談)

現在、異常な暑さが観測されている中で、睡眠時などに居室で冷房が使用できないのは、学生の健康に関わる事態であり、決して看過できない事案であると考えます。

また、冬季には居室の暖房をつけるとブレーカーが落ちてしまうため、事実上使用できないそうです。


大学としては、この大変危険な状況を把握出来ていなかったのでしょうか。
または、このような事態を把握した上で、予算などの関係で無視せざるを得なかったのか、学生寮の自治という観点から大学からの干渉を控えていたのか、特に議論もなく「エアコンが使えない」という前提を学生に認めさせた上で入寮させていたのかをご教示願います。
(その場合入寮パンフレットに、「各居室に暖房がある」とあるが、それは事実上利用できないので、事実関係を確認した上で修正を求めます。)

学生寮には、経済的な事情など様々な事情があり、寮に住まざるを得ない学生もいます。
エアコンはもはや贅沢品ではなく生きる上での必需品です。
学生の生命が脅かされている状況で、健康で文化的な最低限度の生活が保障されているとは言えません。
やはり、学生支援の一環として、寮の居住環境の整備は必要なのではないでしょうか。

寮外からの意見なので在寮生からは余計な干渉かもしれませんが、明らかにこの状態は異常です。

被害者が出て全国ニュースで報道されてからでは遅いです。
大学側と在寮生たちで協議した上で、何かしらの対応が必要かと考えます。

回答日時:2025/08/22 16:17

回答

【学生支援課生活支援係より】

 「学生の声」へ投書いただきありがとうございます。
 学生寮は、八木山地区、上杉地区、三条地区に昭和45年から昭和57年にかけて建設されており、都度、修繕を行ってきておりますが、建物全体の老朽化は否めません。
 エアコンを設置するには、居室や電気室を含む建物全体の配線の更新等の大規模改修を行い、電気容量不足を解消しないといけません。
 そのためには、予算確保を始め、改修中の入寮生の滞在先確保、改修に伴う寄宿料の見直しなど、様々な課題があり大規模改修が実施できていないのが現状です。
 上記のことから、各学寮の居室にエアコンが設置出来ないことについては、各地での進学説明会やオープンキャンパスをはじめ、学寮を紹介する際には必ず説明しています。
 なお、暖房設備についてはエアコンではなく、灯油を燃料としたクリーンヒーターを備品として設置しています。
 寮生各人のライフスタイルによって部屋に置く家電製品は様々ですが、既定の電気容量の中で総合的に使用していただくようご理解ご協力をお願いしているところです。
 以上、よろしくお願いします。

[ 戻る ]