寄せられた意見・要望と回答

投稿日時:2025/05/03 16:24

学位記様式の改善について

【経済学研究科 大学院(修士・前期)】

拝啓

 貴学におかれましては、日頃より学生の教育・研究環境の向上にご尽力いただき、誠にありがとうございます。このたび、学位記の様式に関し、若干の改善をお願い申し上げたく、下記のとおり要望させていただきます。

 現在交付されている学位記は、その意義の重さや厳粛さにふさわしい形式である一方、デザインや記載内容において改善の余地があると感じております。特に以下の点についてご検討いただけますと幸いです。

1.デザインの更新
 現行の学位記デザインでは、いろいろな改善できるところが感じられます。まずは学則と学位規程では、用語と字数などが固定されていて、そちらの内容に異議がないが、レイアウト上、研究科・課程など字数が多い情報が一行目に収められ、そしてあとの字数が少ない文字が三、四行に分散され、結局一行目の文字が小さくて密集で、他の行の字がスペース多すぎて、不均衡と不具合感が感じられます。
現行例:
本学大学院〇〇〇〇研究科〇〇〇〇〇〇専攻の
博 士 課 程 の 前 期 2 年 の 課 程 を
修 了 し た の で 修 士(〇〇)の
学  位  を  授  与  す  る
 学位規程の別記様式の例では、このような強制的な改行の制限がなく、文字の間で統一されていないスペースもないので、同じサイズの文字と内容の連続性で整いている清潔感と正式感が感じられます。また、総長印だけでなく、大学印を追加したら視認性と信頼性が向上できると存じます。
 また、学位記は伝統がある証書として、手書き筆書体のような厳粛荘重な書体を使う方がいいと考えております。生涯の大切な証書であるため、デザインに工夫を込めた感じが与えれば、卒業生のみんなに良い記憶が残ります。
 最後に、現行の一枚の大きなサイズの学位記はカバーの開閉と用紙経年の劣化により、真ん中から割れる可能性が存在しますので、長期保存のためあらためて日英二枚化など方法を考えたほうがいいと存じております。

2.英語併記の改善
 国際的な進学や就職の場において、英語での学位記の提示が求められることが多く、現行の英語併記では、連続性がなく、凹凸が多いザフ体フォントの読み取りが不便を感じる場面があります。一般的には、英語の学位記がEngland体のような正式で荘重な、あるいはTimes New Romaのような読みやすく連続性がある公文書用フォントお使っております。
 さらに、学校の公印があれば、美学上、左右の対称性を向上し、国際的な信頼性の向上にもつながるものと存じます。

3.電子版学位記の発行
 紙媒体に加え、国際上いろいろな先進大学が取り込んでいる公式に認証された電子版(PDF等)を発行いただけると、提出書類としての活用など手続きの簡素化と保存の便利性に大きく寄与するかと存じます。

 以上のような点を踏まえ、学位記の様式についてご再考いただければ幸いです。貴学の今後のご発展と学生支援の一助となることを願っております。

何卒よろしくお願い申し上げます。

敬具






回答日時:2025/06/20 14:39

回答

【教務課教育支援係より】

 貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。
 現行の学位記の様式は、これまで和文の学位記だったものを、国際化への取組みとして、2018年度より日英併記の様式にしたものです。
 今後、学位記様式の見直しを行う際には、参考にさせていただきます。

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