セミナーの実施
平成28年2月16日
利益相反マネジメント委員会・医学系研究科倫理委員会・病院臨床研究倫理委員会・東北メディカル・メガバンク機構倫理委員会共催セミナーの開催について
テーマ |
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「日本製薬工業協会『企業活動と医療機関等の関係の透明性ガイドライン』に基づく情報公開について」 |
開催日 |
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平成28年3月24日(木) 17時30分〜18時30分 |
会 場 |
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東北大学医学部第1講義室(医学部1号館1階) |
講 師 |
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花輪 正明 氏(日本製薬工業協会 医薬品評価委員会 副委員長) |
対 象 |
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本学教職員、学生 |
開催目的
産学連携活動の発展に伴い、製薬会社が医療機関等に行う資金提供等の情報公開が、法令に基づくもの業界団体等の自主的取組みとして実施されることが世界的な流れとなってきている。
わが国では、日本製薬工業協会(以下、「製薬協」とする)「企業活動と医療機関等の関係の透明性ガイドライン」(以下、「透明性ガイドライン」とする)により、製薬協の会員企業のウェブサイトでの情報公開が平成24年から開始され、これまで3回の情報公開が実施された。この間、透明性ガイドラインの改定があり、また、情報公開の方法は、製薬協の会員各社によって異なるという状況になっている。
さらに、国立大学附属病院長会議による「企業等からの資金提供状況の公表に関するガイドライン」(平成26年6月(平成26年9月改定))に基づき、昨年度より本学でも病院のウェブサイトにて製薬企業から提供された資金について情報公開が開始された。
一方、厚生労働省で準備を進めている臨床研究の法制化においては、製薬企業に対し、臨床研究に関する資金提供状況の公開の義務化も含まれており、透明性確保の手段としての情報公開に関する今後の動向については、今後、一層の注目が必要となっている。
利益相反マネジメント委員会では、医学系研究科倫理委員会、病院臨床研究倫理委員会及び東北メディカル・メガバンク機構倫理委員会との共催により、本学教職員、学生を対象に日本製薬工業協会 花輪 正明 氏 を講師にお招きし、透明性ガイドラインを中心にご講演いただき、製薬企業との産学連携のあり方について考える機会となるよう標記セミナーを企画した。
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