セミナーの実施
平成27年2月17日
利益相反マネジメント委員会・医学系研究科倫理委員会・病院臨床研究倫理委員会共催セミナーの開催について
テーマ |
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「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針への対応について」 |
開催日 |
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平成27年2月17日(火) 17時30分〜18時30分 |
会 場 |
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東北大学医学部第1講義室(医学部1号館1階) |
講 師 |
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藤原 康弘 氏(独立行政法人国立がん研究センター 執行役員 企画戦略局長) |
対 象 |
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本学教職員、学生 |
開催目的
平成27年度より「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」が施行される。本指針は、文部科学省、厚生労働省の合同会議により、「疫学研究に関する倫理指針」と「臨床研究に関する倫理指針」を統合し策定された。本指針の特徴として、研究機関の長及び研究責任者等の責務、倫理審査委員会の機能強化と審査の透明化確保、利益相反の管理、研究に関する試料・情報等の保管、モニタリング・監査等が挙げられ、人を対象とする医学研究を実施する大学等研究機関及び教職員にとって、この新たな指針への対応が急務となっている。
人を対象とする医学系研究においては、降圧剤に関する臨床研究の事案を発端とし、医学研究の産学連携のあり方について学界、産業会、社会において、議論が続いている。また、日本製薬工業協会による「企業活動と医療機関等との関係の透明性ガイドライン」に基づき、企業が大学などの研究室に提供した寄附金等についての情報公開が昨年度より実施され、また今年度からは、国立大学附属病院長会議「企業等からの資金提供状況の公表に関するガイドライン」による情報公開も開始された。今後は、開示された情報の活用方法とそれによる大学等研究機関への影響が一層懸念される。
そこで、利益相反マネジメント委員会では、人を対象とする医学系研究を行う全ての教職員、学生を対象に、医学系研究科倫理委員会及び病院臨床研究倫理委員会との共催により、標記セミナーを企画した。新指針検討会議委員である独立行政法人国立がん研究センター執行役員企画戦略局長 藤原康弘氏を講師にお招きし、新指針を中心にご講演をいただき、臨床研究を行う際に留意すべき倫理や利益相反マネジメントについて改めて考える。
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