セミナーの実施

平成23年1月

利益相反マネジメントに関するセミナーの開催について

開催日 平成23年2月10日(木) 17時00分〜18時40分
会 場 東北大学大学院医学系研究科第1講義室
講 師 北村 聖 氏(東京大学医学教育国際協力研究センター 教授)
永山 悦子 氏(毎日新聞科学環境部 記者)
対 象 本学教職員、学生、大学関係者など
主 催 東北大学利益相反マネジメント委員会,東北大学大学院医学系研究科

開催目的

  わが国における利益相反マネジメントは、厚生労働省の厚生労働科学研究のみが必須とされており、応募する研究者の所属機関の義務とされている。その結果、各大学や学会等は、独自のルールに基づき想定される各機関に沿った利益相反マネジメントを実施しているが、@これらの対応は、世界標準の指標となる米国のNIH等公的資金配分機関から巨額の研究費を受けている大学や欧米のJournalが求めるものとは異なる点が存在しているようであること、A利益相反マネジメントに最も必要とされる、大学教職員が企業と行う産学連携活動とそこに必然的に発生する利害関係についての透明性・公正性の確保と、マスコミ等社会が求める大学教職員と企業との利害関係に対する説明内容の程度に乖離があるかどうかの確認は積極的に行われていないように思われる。
 これらの点を踏まえ、東北大学利益相反マネジメントに関するセミナー「臨床研究における利益相反」を企画した。
 講師には、日本医学雑誌編集者会議(JAMJE)の組織委員会委員長であり、東京大学医学教育国際協力研究センター教授の北村聖氏と、毎日新聞「理系白書」担当記者であり、科学環境部記者の永山悦子氏をお招きする。
 北村氏には、欧米のJournalにおける臨床研究の利益相反への対応について、日本のJournalの現況も交えながらご講演いただく。また、永山氏には、社会の目から見た利益相反、特に臨床研究の利益相反について、マスコミのお立場からご講演いただく。

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