セミナーの実施

平成21年10月

利益相反マネジメントに関するセミナーの開催について

開催日 平成21年11月27日(金) 17時30分〜19時10分
会 場 東北大学医学部臨床大講堂
講 師 森下 竜一(大阪大学大学院医学系研究科 教授、アンジェスMG株式会社 取締役)
対 象 本学教職員、学生、大学関係者など
主 催 東北大学利益相反マネジメント委員会

開催目的

本学では、利益相反マネジメントを開始してから、今年で5年目となった。本制度について、学内で非常に高い理解が得られるようになってきたため、当初より目標としてきた利益相反マネジメントの規程化を実施し、今年度より、規程に基づいたマネジメントを開始した。一方、この間、社会的にも利益相反マネジメントが求められるようになってきた。最近の重要な動きとしては、厚生労働科学研究費(=厚労科研)の応募に際して、利益相反マネジメントが義務化されるなど、公的資金配分機関が研究者の所属機関に対して、利益相反マネジメントを求める動きがでてきたことが挙げられる。本学では、厚労科研に関しても、対応できる体制を構築し、すでに実施しているが、社会の動き、また本学の研究や制度の特性を常に心掛けた利益相反マネジメントを行っていきたいと考えている。
平成21年度東北大学利益相反マネジメントに関するセミナー「医学系における産学連携と利益相反マネジメント」は、これからますます多様化するであろう医学系における産学連携のあり方、また、利益相反マネジメントなどの研究環境について考えることを目的に企画した。
講師には、大学発ベンチャー企業創業、臨床研究の実施、創薬やワクチン開発におけるバイオの活用など、先端的な産学連携において、優れた実績をお持ちの大阪大学森下竜一教授をお招きし、医学系における産学連携の必要性、ベンチャー企業が果たすべき役割、さらに望ましい利益相反マネジメントなどについて、ご自身のご経験も交えながら、ご講演頂く。また、引き続き、本学の臨床研究の利益相反マネジメントに関する状況について、本学の利益相反マネジメントの臨床実施責任者より講演を行う。

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