写真は、片平南キャンパスにあった建物で、明治42年に旧制仙台高等工業学校の施設
として建てられ、2011年3月11日までは「男声合唱部練習場」として使用されてきま
した。 「冬は隙間風のため寒く、夏は風通しが悪いため蒸し風呂のように熱い練習場だったが、 我々にとっては非常に愛着のある練習場」と学生が話していたこの建物、東日本大震災により使用停止となり、2012年春に解体されました。 片平キャンパスにあった武道場など古くからの課外活動施設の多くは、 このように震災でダメージを受け、学生たちはプレハブなどの応急の練習場で活動しています。 東北大学では現在、川内北キャンパスに新たな課外活動施設を整備することで準備を 進めており、また、課外活動の環境充実を支援するための新たな基金も創設しました。 皆様のあたたかいご支援とご協力をよろしくお願いいたします。 (文と写真:萩友会広報委員 谷口 善孝) |